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アラキドン酸過剰摂取の心配がある食習慣は?

脳の情報伝達、赤ちゃんの脳の発達に欠かせないとして注目が集まっているアラキドン酸は肉類や魚介、レバーなどに多く含まれています。
私たち日本人の食生活は諸外国から見ても満たされていて、常に食べ物に囲まれている状態です。
お腹がすけばコンビニやファストフードがありますし、いつでも食べ物を摂取できる生活環境です。

肉類に多く含まれているという事を考えても、通常の食事でアラキドン酸は十分に補えていると考えられます。
体内量が減少する高齢者については、サプリメントなどで補っていく必要がある方もいますが、20代から40代であれば、十分な量が摂取できているでしょう。
逆に、過剰摂取となっている可能性がある人の方が多いのでは?とも考えられます。
朝は忙しいので食べない、昼になると朝食をとっていないのでお腹が空いてガッツリとんかつ定食やハンバーグなどをほおばり、夜はお付き合いで居酒屋へ行き、から揚げ、ポテトフライなど脂質の多いおつまみをつまみつつ飲み、最後は締めにラーメン!なんていう生活をしていれば、完全にアラキドン酸過剰摂取状態です。

食べる量が人よりも多く、カロリーオーバーとなっている場合、若い人はほとんどがアラキドン酸過剰摂取状態でしょう。
このままいけば、生活習慣病間違いなしです。
アラキドン酸の過剰摂取はアレルギー症状を引き起こしたり、がんへのリスクが高くなるなど、病気へのリスクも出てきます。
不足もいけませんが、過剰摂取も行けません
バランスよくリズムよく食事をする、という事を心がけ、一定量が常に体内に存在している状態を維持する事が最も重要なのです。