免疫向上力

赤ちゃんになぜアラキドン酸が必要?

赤ちゃんを見ていると日に日に色々なことができるようになっていきます。
ただ手足を動かしばたついていただけの赤ちゃんが、ママを見つめるようになり、ママの感触を知り、色々な刺激をどんどん吸収し、寝返り、お座りし、はいはいを始めます。
泣いているだけだったのに、笑うようになり、不快な表情をするようになり、どんどん表現豊かになっていきます。
全くこの時代の人間は驚くほどの成長を見せます。
この成長こそ、脳細胞の爆発的発達なのです。

私たちが情報を得る、発信する際には、脳内の神経細胞が忙しく働きます。
電気信号を発し情報交換する神経細胞は脳全体に千数百億個にもなり、一つ一つの神経細胞の樹状突起から伸びた部分がほかの神経細胞とつながって神経のネットワークを形成しています。
思考、判断などの人間ならではの高度な機能はこの神経細胞によって決定づけられているのです。

赤ちゃんの時代は、この神経細胞の発達が爆発的なのです。
大人とは比較できないほどの素晴らしいスピードで刺激を吸収し、どんどん新たな情報を自分のものにしていきます。
この神経細胞の新生に深くかかわっているのがアラキドン酸やDHA、EPAなどの多価不飽和脂肪酸なのです。
神経新生を促進する働きによって乳幼児の脳細胞の発達をしっかり支え、脳が健やかに成長していくように利用されています。

爆発的な発達を見せる時代だからこそ、十分な量のアラキドン酸が必要となるのです。
母乳にはたくさんのアラキドン酸が含まれていますし、最近はミルクにもアラキドン酸配合の商品が出てきています
赤ちゃんの脳が発達していくこの時期こそ、必要な栄養素をしっかり摂取する事が重要です。